【第1回技術ウェビナーをオンラインで開催致しました】
日時:2020年10月8日(木)

去る2020年10月8日(木)、Webにおいて、第1回技術ウェビナーを開催いたしました。
今回はコロナの猛威もまだ収まらない中、初の試みであるインターネットを介した技術ウェビナーへ御参加いただきまして、誠にありがとうございました。

以下ウェビナーの様子をご報告致します。

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開会に先立ち、ウェビナーの開会挨拶で、日本チャンキー協会・吉原洋明会長(日本ホワイトファーム(株)代表取締役社長)より、総勢511名のご出席頂いた皆様に御礼の言葉を述べました。

続けて、前回昨年度9月に開催した技術ゼミ以降に流行した、新型コロナウイルスによる食鳥業界への影響や今年の夏の暑さによる開会の挨拶熱死被害について振り返り、「新型コロナウイルスの影響で私たちの事業環境も一変しました。今日、会員の皆様におかれましてもウィズコロナの新しい生活様式の中で、従業員の健康管理も確認を行い、不安を抱えながらこれまで事業継続をしてこられたことと思います。また、今年の夏は酷暑が長い期間続き、チャンキー種は育種改良のおかげで暑さに強くなったとはいうものの、例年より熱死被害が多く聞かれ、日増体が悪くなり目標体重を下回る影響が9月いっぱいまで残ったという情報も多かったのではないでしょうか。鶏肉の需要面でも昨年までの関係とは大きく変わりました。都道府県をまたぐ移動が少しずつ緩和され、GoToキャンペーンを加えて外食需要は少しずつ戻ってきているようですが、コロナ前までに技術ウェビナーの様子
実績調査は程遠く、内食需要が高まり、量販店での購買が強い状態が続いています。こうした中、国産鶏肉は引き合いも例年より強い状態が続いております。これから迎える12月の需要期に向けて安定供給体制を整えるよう、今から責任を感じているところです。」と述べました。

また、コロナ禍を受けて、初めて行われたインターネット上での公の講演について、「初めてのWebでの試みですから、焦るのもあろうかと思います。お気づきの点がありましたら次回の第2回開催に向けて活かしていきたいと思いますので、温かいご意見を頂きたいと思います。」また、これから技術情報を提供する新しい形として精度をあげていくため、ご参加の皆様へご協力をお願い致しました。

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本ウェビナー、講演プログラムは以下の通り。

【第1回技術ウェビナープログラム】

●第一日(10月8日)
司会:(株)日本チャンキー/西村 薫久氏
1.開会の挨拶 日本チャンキー協会/会長 吉原 洋明氏
2.報告「実績調査結果 傾向分析」(株)日本チャンキー/和久 健太氏
3.報告「野外事例報告」(株)グリーンファーム/白藤 守氏
4.講演「高病原性鳥インフルエンザと野外動物」(一財)自然環境研究センター/米田 久美子氏
5.閉会の挨拶 日本チャンキー協会/種鶏孵卵部会長 山上 祐一郎氏

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野外報告事例 講演

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最後に、日本チャンキー協会・山上祐一郎種鶏孵卵部会長((株)福田種鶏場 代表取締役社長)より、(株)グリーンファーム様はじめ講師の皆様に会員を代表して御礼を述べたのち、新たな情報配信の形とも呼べるウェビナーについて、どこに居ても同じように情報を受け取ることの出来る手軽さを活かし、最新情報にいつも以上に触れてもらいたいと、Webセミナーの利用を促しました。
また、コロナ禍におけるブロイラー業界の現状に関して、世界的にブロイラーの需要が減退している中、日本は生産と価格が上昇傾向であり、生産現場に立つ者として、安定して良い鶏を飼い続けなければならないと述べました。
更に、本年の種鶏部門最優秀賞を獲得された(株)グリーンファーム様の講演に対し、最高成績を支えているのは飽くなきチャレンジ精神であると続け、ウェビナーに参加した皆様へ、日本一の成績を出す事業所の技術のみならず、その心意気心構えを刺激として、各自の鶏舎のプロになって欲しいと、締めくくりました。

今後の予定 閉会の挨拶