日本チャンキー協会(会長・山上恭宏(株)福田種鶏場社長)の第30回通常総会が6月5日(水)、岡山市のホテルグランヴィア岡山で開催されました。当総会には30回目の節目ということもあり、会員および関係者に加え、チャンキー種の育種会社でもある英国・エビアジェン社からの出席も合わせ、約90名の出席を数えた盛大な総会となりました。

 b_d総会では、技術ゼミナールの開催(平成14年9月・東京、平成15年2月・福岡)や海外視察団の派遣(平成14年10月)などの新年度事業計画などを決めるとともに、任期満了に伴う役員改選を行い、山上会長の留任、副会長に新たに秋山宗雄氏(日本ホワイトファーム(株))などの新陣容が決まりました。

総会終了後には優良会員の表彰が行われ、広報部会表彰として、当協会設立から理事を務めて永年に亘り協会活動と運営に貢献されたとして、(株)福田種鶏場と(有)高越フラン場の2社に功労賞が贈られました。

30thmeetingまた、生産成績による表彰として、ブロイラー部会では日本ホワイトファーム(株)知床生産部が最優秀賞を受賞されました。種鶏孵卵部会では日本ホワイトファーム(株)宮崎生産部が最優秀賞を受賞されたほか、両部門において優秀賞や各部門賞など総計27件の優良会員が表彰されました。

 総会に続いては記念講演会が行われ、鹿児島大学農学部の岡本新助教授が「ニワトリの祖先を探る」の演題で、東南アジアに分布するセキショクヤケイなどに関する興味深い研究について講演されました。 

30thpartyまた、30回目の記念総会を祝って来日された、チャンキー種の育種会社である英国・エビアジェン社のバートン社長とドビー営業部長が「チャンキー種の育種改良と世界市場の動向」について、チャンキー種の育種改良の実績や同社の世界戦略、世界の種鶏動向などについて説明・紹介されました。

 講演会の最後には当協会の30周年を祝って、エビアジェン社のバートン社長から山上会長へ記念のクリスタルが贈呈されました。

 総会・講演会の終了後は懇親パーティーが開かれ、30周年に相応しいなごやかな歓談のもとで相互の親睦を深め、総会行事を終了しました。

 この場をお借りして、ご参加下さいました各社の皆様方、心より御礼申し上げます。
 有り難うございました。