去る平成18年5月31日、アークホテル岡山(岡山市)において、第34回通常総会を開催致しました。
お集まり頂きました会員の皆様、取材に来て頂きました報道各社の皆様に心よりお礼申し上げます。
以下に概要をご紹介致します。
ご意見・ご感想、またお気付きの点等ございましたら、こちら迄ご一報下さい。
《 第34回通常総会概要 》
議案審議に先立ち、秋山会長(日本ホワイトファーム㈱代表取締役社長)より次のような挨拶がありました。
「我が国のブロイラー産業は45年間の歴史の中で最も厳しい状況下に置かれているのではないか。まず、世界を席巻している鳥インフルエンザ(以下AI)。国内もようやく茨城のAIが終息の形となったが、いつ、どこで発生してもおかしくない状況である。発生のリスクを肝に命じ、徹底した防疫体制の強化をお願いしたい。
次に、海外の事情変化による、穀物、石油の高騰。生産現場はまともにその波に曝されている。過去を振り返っても、これほどの対応を迫られる事があったであろうか。そして生産過剰。海外のAI発生により、輸入量が減ったことも有り、国内生産はアクセル全開の感があり、また我々の使用しているチャンキー種の性能の改良も目覚ましく、フルに発揮されている。
一方、生産量が増加傾向の中、国内消費は少なからずAIの影響も有り消極的となっている。現実、簡単に生産面の調整が難しいのであれば消費を伸ばす努力をすべきである。食品のポジティブリスト制度は、更に国産チキンの差別化を示す絶好の機会でもあり、きちんと売るための消費拡大の努力をすべきである」
挨拶の後、秋山会長が協会規定によって議長となり、第1号議案から第6号議案までの審議がなされ、全ての議案が全会一致で可決承認されました。
承認された議案の中での主な事項は次の通り。
「18年度事業計画」
・技術ゼミナールの開催
第83回技術ゼミナール 東京 (平成18年4月12日・13日開催済)
第84回技術ゼミナール 名古屋 (平成18年9月6日・7日開催予定)
・海外視察団の派遣
「役員改選の件」
会長 秋山宗雄(日本ホワイトファーム㈱代表取締役社長)
副会長 板東正武(㈱イシイ常務取締役)
両氏が再任されました。
「新規入会会員の報告」
群馬県 日本ハイポー㈱第一ファーム事業所
静岡県 清水港飼料㈱中央研究所
鹿児島県 ㈲竹下種鶏孵化場
茨城県 協同飼料㈱研究所
兵庫県 日和産業㈱
福岡県 山内飼料㈱
6社の新規入会により、会員数は64社となりました(前年度1社退会)。
議案審議及び報告終了後、17年度の成績優良会員の表彰が行われました。
表彰会員は以下の通りです。
□ 種鶏孵卵部会
部門賞
育成率 ・㈱高田ポートリー
(鶏群に対して) ・㈱福島エンヤ
ヘンハウス産卵数 ・㈱グリーンファーム
ピーク産卵 ・㈱ヨコオ
・㈱森孵卵場
産卵持続 ・第一ブロイラー㈱留目
孵化成績 ・㈲長友種鶏場
努力賞 ・㈱アクシーズ
・北海道第一ブロイラー㈱
・㈲松尾孵卵場
優秀賞 ・日本ホワイトファーム㈱東北
・日本ホワイトファーム㈱知床
・丸紅畜産㈱霧島
最優秀賞 ・日本ホワイトファーム㈱宮崎
□ ブロイラー部会
部門賞
日増体 ・㈱福田種鶏場 鴫山農場
(農場に対して) ・㈱阿部繁孝商店 遠藤時世第2農場
出荷率 ・㈱協和孵卵場 菅原農場
・㈲関西ファーム 川崎農場
飼料要求率 ・㈲土橋ブロイラー 杉村農場
・㈲土橋ブロイラー 本地農場
坪産肉量(中抜有り) ・㈲土橋ブロイラー 杉村農場
・㈲土橋ブロイラー 本地農場
坪産肉量(中抜無し) ・第一ブロイラー㈱ 山館農場
・日本ホワイトファーム㈱知床 CS-10農場
生産指数 ・㈱福田種鶏場 鴫山農場
・㈱阿部繁孝商店 遠藤時世第2農場
努力賞 ・丸紅畜産㈱霧島 渡辺農場
・日本ホワイトファーム㈱札幌 CS-4農場
優秀賞 ・日本ホワイトファーム㈱知床
最優秀賞 ・㈲土橋ブロイラー
□ 広報部会
該当なし