去る平成14年11月13日から15日までの3日間、地元岡山の“和気鵜飼谷温泉”にて「第1回チャンキースクール」を開催致しました。
全国各地のチャンキー種鶏ユーザー各社から、種鶏の飼養管理に携わる19名の方々にご参加頂き、チャンキー種鶏の基本的な管理技術はもとより、病理衛生から飼料栄養に至る専門的な知識を、皆で一緒に勉強致しました。また、種卵の取扱いと割卵検査、孵化と生産についても、弊社スタッフがレクチャー致しました。
《 第1日 》
弊社社長の挨拶の後、営業課課長・山本による「当社概要とチャンキー種の育種改良」について報告、技術普及担当部長・茂田による「チャンキー種鶏の飼養管理・育成管理」の講義が行われました。
講義後は、グループに分かれてディスカッションを行い、グループ討議のまとめをそれぞれ報告し合いました。
《 第2日目 》
技術普及課課長・戸田の「チャンキー種鶏の飼養管理・成鶏期」についての講義に始まり、グループディスカッションとそのまとめ報告で午前は終了。
午後からは、岡山原種鶏場場長(兼病理衛生部長)・大槻が「病理および衛生」と題し講義、また客員講師としてお招きした丸紅飼料(株)技術研究所の養鶏開発課課長代理・山之内正弘氏に、「飼料栄養」について、専門的立場から解説して頂きました。
《 第3日目 》
「チャンキー種の飼養管理・光線管理」についての茂田の講義の後、グループディスカッションとそのまとめを報告。
引き続き「種卵の取扱いと割卵調査」のテーマで、技術普及担当・田中が、「孵化と生産計画」のテーマで岡山孵卵課課長・高山がそれぞれ解説を行い、総合討論で全てのカリキュラムを終了致しました。
終了式では、社長より受講生に終了証が手渡され、営業部長の鈴木の閉講の挨拶で全日程を無事終了致しました。
今回のチャンキースクールについては、全てが初めての事もあり、準備は勿論、運営についても受講生の皆様に多々ご迷惑をお掛けした事と存じます。この場をお借りして、お詫び申し上げます。
また、チャンキー協会の技術ゼミとは異なり、「手作りの勉強会」を目指しておりましたので、テキストもほぼ手作りです(お疲れ様でした)。受講生の皆様には、事前と事後にアンケートを取らせて頂きましたが、そのご意見・ご要望を今後の糧に、更に2回3回と回を重ねて参りたいと思っております。ご参加下さった皆様、誠に有り難うございました!
ご参加下さった受講生の方々・・・(敬称略)
沢田 亮子 (株)アマタケナック (現;(株)A.B.C.ファーム)
藤田 敏己 (株)イシイ
藤川 和一 (有)高越フラン場
宮下 幸男 (株)ジャパンファーム
桂川 直道 (株)十文字ブリーダーズ
佐々木 茂雄 第一ブロイラー(株)
長友 清一郎 (有)長友種鶏場
松尾 朋康 日本ホワイトファーム(株) 知床生産部
石田 剛 日本ホワイトファーム(株) 宮崎生産部
好本 茂 深川養鶏農業協同組合
長縄 彰 (株)福田種鶏場
守屋 陽介 北海道第一ブロイラー(株)
豊嶋 伸幸 (有)松尾孵卵場
山下 雅之 (株)松本鶏園
平 正博 マルイ農協ファーム(株)
野方 栄 丸紅畜産(株) 霧島事業所
甲斐 繁樹 (株)山形種鶏場
尾崎 静人 (株)山形種鶏場
川原 一仁 (株)ヨコオ