去る11月9日から11日までの3日間、本社事務所が入居している岡山県農業共済会館の大会議室にて、第4回チャンキースクールを開催致しました。
茨城県で鳥インフルエンザが発生している中での開催でしたが、各社のご理解・ご協力を賜り、実施する運びとなりました。
北は北海道、南は鹿児島から17名の参加がありました。種鶏管理中心の講義内容ですが、入社間もない若者・種鶏管理経験の短い人など、今回は経験年数でいえばCVの高い(バラツキが大きいの意)参加内容でした(皆についていけたかな?)。
【 1日目 】
今回は午後からの開始です。菊池社長の開講挨拶の後、早速営業部山本副部長の「ブロイラー業界の概要とチャンキー種の育種改良」の講義がありました。
続いて、受講生が主役の「体験発表」があり、初対面の人たちを前に“ハラハラ”“ドキドキ”の様子が伺えました。
夜には懇親会があり、名刺交換や体験発表の話題についての意見交換等をすることで、いつしか緊張感が溶けて“仲間”という大きな1つの輪が出来ました。
【 2日目 】
午前中は、営業部戸田部長代理の「チャンキー種鶏の育成期管理」の講義と、それに関してグレーディングの選別基準を決める“グループ討議”を行いました。2つのグループに分かれて協議し、それぞれの意見をまとめる作業です。色々な考え方があり、その意見をまとめて代表者が報告する形式で行いました。
午後からは、田中係長が「チャンキー種鶏の生産期管理」の講義を行い、それに関して産卵初期の増量方法を検討することをテーマに“グループ討議”を行いました。ますますチームワークが良くなったのか(?)予定時間より早く終了してしまいました。
この日最後の講義は、客員講師である日清丸紅飼料株式会社の坂氏に「飼料栄養」と題して、専門的立場から分かり易く解説して頂きました。
【 3日目 】
最後の日になりました。本日の講義は、岡山原種鶏場・高山場長の「孵卵の基礎知識と孵卵技術」、生産事業部・大槻部長(兼バイオセキュリティー部部長)の「病理及び衛生」の2題が行われました。孵卵経験のある受講生は孵卵講義に目を輝かせており、また解剖ビデオには多くの人が興味を示していた様でした。菊池社長から受講の証である“修了証”の授与があり、営業部・赤峰部長の閉講挨拶で無事日程を終了し、それぞれ帰路に着きました。
各々、明日から職場に復帰しますが、持ち帰った知識を現場に反映してくれることを期待しています。
受講生の皆さん、3日間の講習お疲れ様でした。