【第99回技術ゼミナールを名古屋で開催致しました】
日時:2014年9月17日(水)、18日(木)
場所:メルパルク名古屋
2014年9月17日(水)・18日(木)の両日にわたり、メルパルク名古屋(愛知県・名古屋市)において第99回ゼミナールを開催致しました。
ゼミナールに先立ち、永井賢一会長(日本ホワイトファーム㈱社長)より、「今日は第99回日本チャンキー協会のゼミナールに多数の方、ご参加いただき誠に有り難うございます。聞くところによりますと270名以上の方が参加されているようです。私は実は第100回の前で、参加される方は少ないのかなと心配していたのですが、過去最大の人数になるかもしれないことを聞きまして非常に安心致しました。本日はエビアジェンのホンさんから海外の鶏病と基本的な防疫、日本チャンキーさんから受精率の向上についての内容になります。現在チャンキーの国内シェアが80%を越え、かつ非常に成績の向上がすさまじく、私どもにおいても種鶏の成績、また孵化場での成績、またコマーシャルベースでも非常に高い数字が毎年更新されている状態にあります。
しかし、近い将来になりますとTPPの問題、アニマルウェルフェアに日本国内も対応していかなくてはいけない時代が必ずやってきて、加えて飼料は海外の原料を調達しますので、海外の気候や為替、海外の国の商業に非常に左右されます。これは我々の自助努力でどうにもならない部分が非常に多く、その中で我々がやれることはすべての部門において、世界の中でも圧倒的に良い成績を保つ事が非常に大事だと思います。
生産部門の現場に入ってしばらく経ち、本日は久しぶりの参加となりますが、非常に楽しみにしております。皆さんにとって今回の技術ゼミが会社の経営に非常に役に立つことを祈念致します。」と挨拶しました。
講演が終わり、最後に神田謙一ブロイラー部会長(住田フーズ㈱常務)の閉会の挨拶で、全日程を終了致しました。
本ゼミナール講演プログラムは以下の通り。
技術ゼミナールプログラム
●第一日(9月17日)
司会 近藤 喜嗣 氏/㈱スリーエム
1.開会の挨拶
日本チャンキー協会 会長 永井 賢一 氏
2.講演:
「国内外の鶏病事情と、基本的な防疫対策」 エビアジェン社 ヤンホー ホン 氏
3.講演:
「受精率について」 ㈱日本チャンキー 西村 薫久 氏
●第二日(9月18日)
司会 小笠原 一夫 氏/㈱松本鶏園
1.講演:
「種鶏♀生産期の脚弱」 ㈱日本チャンキー 森川 敦夫 氏
2.講演:
「ブロイラー冬場管理について」 ㈱日本チャンキー 田中 康之 氏
3.報告:
「成績優良会員の実績報告」
○種鶏
㈱福島エンヤ 塩沢 弘 氏
米久おいしい鶏㈱ 野田 清孝 氏
○ブロイラー
山陰農芸㈱ 山田 博文 氏(㈱オーエヌポートリー)
4.閉会の挨拶
日本チャンキー協会 ブロイラー部会長 神田 謙一 氏