去る平成15年2月19日~20日に、福岡・アークホテル博多ロイヤルにて第78回技術ゼミナールを開催致しました。

今回の参加人数は過去最高になり、当初会場に椅子が入りきらないのでは?と心配するほどでした!
ご参加下さった皆々様、またホテル会場スタッフの皆様、心より厚く御礼申し上げます。

それでは、例によって以下に概要のご紹介をさせて頂きますので、是非ご覧下さい。ご意見・ご感想、またお気付きの点等ございましたらこちら迄ご一報頂けましたら、幸甚に存じます。

78th_tech日本チャンキー協会(山上恭宏会長)は2月19、20日の両日、福岡市内のアークホテル博多ロイヤルで第78回技術ゼミナールを開催したが、全国から過去最高の230名の会員が出席し、熱気に溢れた研修会となった。

第1日目は、田中康之氏((株)日本チャンキー)の司会で進められ、山上会長((株)福田種鶏場社長)の挨拶の後、プログラムに移った。

第13回チャンキーミッションの報告では、(株)日本チャンキーの茂田洋史氏、(株)福田種鶏場の石崎義徳氏、(株)森孵卵場の田中正氏、(株)ジャパンファームの小野三千雄氏、(株)日本チャンキーの荒木俊一氏がそれぞれ帰国報告を行なった。

引き続き、エビアジェン社技術普及担当重役のデイビッド・バトラー氏が「チャンキーブロイラーマニュアル改訂のポイント」と題して、主な改訂のポイントや、基本的な育雛期の飼養管理について詳細に講演した。講演終了後の懇親会では、バトラー氏の来日20年目を迎えるにあたり、(株)日本チャンキーの菊池修社長から記念品が贈られた。

中村義昭氏((有)武雄種鶏孵化場)の司会で進められた2日目は、「これからのブロイラー鶏舎の在り方」のテーマで、(株)イシイの吉田政文氏、(株)大宮製作所の菊田
崇氏、東西産業貿易(株)の蓮沼哲郎氏、東洋システム(株)の安田勝彦氏、(株)中嶋製作所の窪田忠志氏、(株)ヤマモトの三浦重樹氏が、自社商品の特長などについて発表した。

また、「チャンキー種鶏飼育管理のポイント、野外体験からの受精率向上策」と題し、(株)日本チャンキーの茂田洋史氏が野外の実例などを紹介しながら、受精率の改善に向けた飼養管理のポイントについて講演し、同協会ブロイラー部会長の橋本信一郎氏の閉会挨拶で2日間の日程を終えた。
(y)