チャンキー種鶏の管理に携わる若者(但し経験年数として)を集めて研修をするスクールも、はや3回目を迎えました。今年は平成16年11月24日から26日の3日間、7月に移転したばかりの弊社・本社事務所のある岡山県農業共済会館の6階で開催しました。

school3_5今年も北は北海道から南は鹿児島県まで、総勢21名の“若者達”がご参集下さいました。講義に耳を集中させたり、また皆の前で発表したり、日常とは異なった雰囲気を体験した様です。

1日目の日程は、弊社菊池社長の挨拶の後、営業部部長代理・山本から「チャンキー種の現状と育種改良」についての講義、続いて「孵化と生産計画」と題して生産事業部岡山原種鶏場場長代理・高山から講話がありました。

school3_1休憩後は「チャンキー種鶏の飼養管理-育成管理-」の講義を、営業部技術普及課課長・戸田が行いました。立食式の懇親会では、お互い初対面でしたが、名刺交換が進むにつれ、話が次第に盛り上がっていきました。

school3_22日目は「チャンキー種鶏の飼養管理-成鶏管理-」を営業部技術普及課係長・田中の講義の後、2班に分かれてグループ討議に入りました。与えられたテーマに対し、各人から様々な意見が出ていました。午後は「体験発表」ということで、各社の課題、またはその取り組み等について1人ずつ前に出て発表してもらいました。皆さん、いささか緊張気味でした。最後は、社外講師である日清丸紅飼料㈱の坂講師に「飼料栄養」について、専門的な解説をして頂きました。

3日目は、生産事業部部長(兼バイオセキュリティー部部長)・大槻による「病理および衛生」の講義を最後に、今回のスクール全日程を終了しました。

長いようで短かった3日間。明日からまた通常職務に復帰する面々。片手には修了証、もう一方の手の中には何を掴んで帰るのかな?

□ 参加された受講生は次の方々です(アイウエオ順/敬称略)
池下 正隆 JAえひめフレッシュフーズ㈱  
内澤 勝栄 ㈱十文字ブリーダーズ  
蛭名 範雄 日本ホワイトファーム㈱東北生産部  
遠藤 紀幸 ㈱松本鶏園  
小野寺 甥作 第一ブロイラー㈱  
甲斐 鶴夫 ㈲谷口孵卵場  
金子 不二夫 深川養鶏農業協同組合  
菊地 保志 ㈱森孵卵場 四国支店  
小西 清 ㈱ヤマモト  
齋藤 忠義 北海道第一ブロイラー㈱  
菅原 正明 ㈲松尾孵卵場  
杉山 和雅 ㈱A.B.C.ファーム  
鈴木 浩明 日本ホワイトファーム㈱知床生産部  
戸舘 照夫 ㈱イシイ 東北支店  
中尾 竜介 ㈱経済連総合食品  
永吉 浩二 マルイ農協ファーム㈱  
西村 静雄 ㈲田中ファーム  
藤井 秀家 ㈱福田種鶏場  
前田 勇 丸紅畜産㈱ 霧島事業所  
村社 武美 ㈲谷口孵卵場  
山口 清隆 ㈱ジャパンファーム  
受講生の皆さん、3日間の講習お疲れ様でした。