孵卵工程と種鶏雛の販売

We take care hatching eggs and ship best PS chicks
from our hatchery to our customers.
21日かけて孵化させた種鶏雛を
全国のお客様のもとへ
お届けしています。
お客様が必要な時・必要な数の種鶏雛を納品するためには、農場から受け入れた種卵状態の把握や検査、雌雄判別など、高度で熟練した技術や知識が必要です。当社では、最新鋭の設備や長年に亘る孵化の経験に裏打ちされた技術により、良質な種鶏雛を生産し販売しています。
手のひらに乗せた雛の写真
瀬戸内孵化場の写真

瀬戸内孵化場

瀬戸内孵化場は、岡山県瀬戸内市にある国内唯一のブロイラー用種鶏雛を孵化させる孵化場です。2013年5月より稼働し、最新鋭の孵卵機や検卵機などの設備を有しています。
瀬戸内孵化場、岡山腹種鶏場、栃木現種鶏場の位置を示す日本地図
瀬戸内孵化場、岡山腹種鶏場、栃木現種鶏場の位置を示す日本地図

原種鶏場から孵化場までの管理

適した温度・湿度の管理 適した温度・湿度の管理
ベテラン運転手と専用トラックによって
走行中の衝撃が最小限に抑えられ、
種卵は瀬戸内孵化場に届けられます。

種卵受入れ

届いた種卵は品質を落とさないように速やかに孵化場内へ搬入されます。
また、トラックと密着できるよう搬入口にドックシェルターを採用しており、さらに場内をやや陽圧に保つことで、搬入時に外気による汚染を防止しています。
積み込みの写真

貯卵

孵卵の写真
受け入れた種卵は貯卵室で低温管理の元、一時保管されます。
種卵の品質低下を防ぐため、貯卵室は均一な環境づくりがとても重要です。当社では、高いレベルでの品質維持ができるように貯卵中も転卵できる設備を整えています。
転卵は、野生の親鳥の行動に倣った技術です。

孵卵(入卵~18日間)

種卵の孵化には 21 日を要するため、21日前には発育用の孵卵機(セッター)に入卵し加温を始めます。 セッターでは、胚が雛の形になる初期段階までを過ごします。
当社で使用している孵卵機は、100年以上の歴史を持ち世界トップシェアを誇るPetersime社製です。
画面の写真
すべての種卵を揃って孵化させるため、機内の環境を均一化する必要があります。
当機では転卵や温湿度、卵殻温度、CO2濃度をモニタリングし、プログラムにより最適な加温や冷却、入排気量を自動調整することで均一化を実現させています。

検卵(入卵後12日~13日目)

孵卵途中、セッターから種卵を一時的に取り出し、胚が正常に発育しているかを確認します。検卵機内部では、照射した光の透過具合や心拍から、胚の様子が把握できます。
卵の検査をする女性の写真

移卵(入卵後18日~19日目)

充分に胚が成長したタイミングで、セッターから孵化用の孵卵機(ハッチャー)に種卵を移す移卵を行います。衝撃を与えないように、細心の注意を払いながら速やかに進めます。

孵化(入卵後19日~21日目)

これから孵化する種卵、孵化した種鶏雛にとって最適な環境を維持するために、プログラムにより自動調整されています。
加えて、センサーによって種鶏雛の孵化状況をリアルタイムで感知し環境調整しているため、均一なタイミングで種鶏雛が孵化するようになります。

出荷当日(入卵21日後)

3週間を経てハッチャーから取りだした種鶏雛は、雌雄鑑別などを行った後に、全国のお客様のもとへ販売しています。
生まれたばかりの種鶏雛は、熟練した鑑別師が肛門鑑別をしています。
 当社では肥育性能に優れた系統の雄と、
繁殖性に優れた系統の雌を販売しています。
お客様先でこの雄と雌を掛け合わせることにより、
良質なブロイラー雛が多く生産されています。

日本チャンキー

お客様先の種鶏場

全国のお客様のもとへ販売

健康で良質な種鶏雛をお届けするため、空調完備の種鶏雛輸送専用のトラックで輸送中も快適な環境を維持しています。さらに、全国のお客様がご希望する時刻にお届けできる輸送体制を確立しています。
翌日配送を示す図
PAGE TOP